
日本のATMで現金を引き出すには?場所と手数料
目次
海外発行のカードで日本のATMから現金を引き出すなら、まずセブン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行の公式案内でカードの対応状況を確認しましょう。使えるATMや利用時間、1回あたりの限度額、手数料は、ATM運営会社だけでなくカードのブランドや発行会社によっても異なります。ATMの画面で取引を確定する前に、引き出し金額と表示された条件を確認してください。
日本のATMでの現金引き出しとは、日本国内のATMでカードを使い、日本円の現金を受け取る取引です。ATM運営会社が定める条件と、カード発行会社が定める限度額や手数料は別々に適用される場合があります。ATMにカードのロゴが表示されていても、個々のカードが必ず使えるとは限りません。
引き出しまでの簡単な流れ
- ATMを探す: 日本政府観光局(JNTO)が案内するセブン銀行またはゆうちょ銀行を候補にし、必要に応じてイオン銀行も確認します。JNTOのカード・ATM案内
- カードを確認する: カードのネットワークのロゴを、ATM運営会社の対応一覧と照らし合わせます。海外ATMでの現金引き出しが有効かどうかは、カード発行会社にも確認してください。
- 金額と費用を確認する: ATMとカードそれぞれの限度額、ATM手数料、発行会社の手数料、通貨換算の条件を確認します。
- 現金を受け取る: 画面の案内に従い、カード、現金、利用明細票を受け取ります。
セブン銀行の海外発行カードの引き出し限度額は、1回につき100,000円で、磁気ストライプによる取引では30,000円です。ゆうちょ銀行の限度額は1回につき50,000円です。セブン銀行の利用案内とゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内で、取引前に最新の条件を確認してください。これらは1回あたりの上限であり、カード発行会社が別の限度額を設定している場合もあります。
1. 日本でATMを使う予定を立てておく理由
日本では、カードが使えない場面に備えて現金を持っておくと役立ちます。JNTOは、小規模な店や地方の施設などでは現金のみの場合があるため、日本円をいくらか持ち歩くよう案内しています。JNTOのキャッシュレス決済案内では、交通系ICカードへの現金チャージについても紹介されています。案内されているチャージ方法ではクレジットカードを使えない場合があるため、現金が必要になることがあります。
旅行全体の支出だけでなく、到着直後に必要な現金も考えておきましょう。空港や駅を出てから小さな店へ行く予定がある場合や、慣れない場所へ移動する場合は、必要になる前にATMの候補を調べておくと安心です。到着地点と宿泊先の周辺の両方で候補を探し、最初のATMが利用できなかった場合の別の候補も控えておきましょう。
現金で支払う予定の金額は、旅程をもとに見積もれます。屋台で食事をする予定なら、屋台の料金ガイドを予算づくりの参考にし、福岡を訪れる場合は屋台のマナーガイドで出かける前に知っておきたいことを確認できます。免税対象の買い物を予定している場合は、日本の免税還付ガイドで必要な情報を確認してください。ただし、免税還付とATMでの現金引き出しは別の手続きであり、還付金を日々の支払いに必要な現金として当てにしないようにしましょう。
現金はいくら引き出せばよい?
まず、現金で支払う予定の出費を考え、その金額と手数料、持ち歩く現金の量を比べてください。旅行者全員に当てはまる決まった引き出し額はありません。支払い方法や訪問先によって、必要な現金の額は異なります。
金額を決める前に、ATMの1回あたりの限度額と、カード発行会社が設定している限度額の両方を確認します。ATMが公表する上限まで、必ず自分のカードで引き出せるわけではありません。利用可能残高やカードの利用枠も、発行会社の方法で確認しておきましょう。
取引ごとに手数料がかかる場合、少額を何度も引き出すより、まとめて引き出すほうが手数料を抑えられることがあります。一方、必要以上に引き出すと、持ち歩く現金が増えます。実際に適用される手数料と限度額を確認し、必要額と安全に管理できる額のバランスを考えて決めてください。
別のカードを持っている場合は、予備として使えるかを旅行前に確認しておきましょう。予備のカードも、海外ATMで利用可能か、対応ネットワークや手数料がどうなっているかを確認する必要があります。カード発行会社の連絡先は、カード本体が手元にないときにも確認できる場所に控えておくと便利です。
2. 日本で現金を引き出せるATM
まずはセブン銀行かゆうちょ銀行を候補にしましょう。JNTOは、日本で現金を引き出す場所として両行のATMを案内しています。JNTOのカード・ATM案内を参考にしつつ、実際に使うATMと自分のカードの条件は各運営会社で確認してください。
JNTOのFAQ検索結果の要約では、郵便局とゆうちょ銀行に全国で約26,400台のATMがあり、セブン銀行のATMはセブン‐イレブンの全店にあるとされています。どちらも多くの海外発行カードを受け付けると案内されていますが、この台数情報の対象年は確認できていません。JNTOのFAQの要約に基づく目安として捉え、現在の設置場所やカード対応状況は各社の公式情報で確認しましょう。
- セブン銀行: セブン‐イレブンなどに設置されたセブン銀行ATMを候補にできます。海外発行カードのサービス案内で限度額や対応言語を、対応ブランドと利用時間の案内でカードのネットワークや利用時間を確認してください。
- ゆうちょ銀行: 郵便局などに設置されたゆうちょ銀行ATMを探せます。公式案内では、国内のゆうちょATMで海外発行カードを利用できるとされていますが、設置場所によって利用できないことがあります。海外発行カード向けATM利用案内で条件を確認しましょう。
- イオン銀行: 近くにイオン銀行ATMがある場合は、海外発行カードの案内と利用時間・手数料の案内を確認できます。案内情報では、海外発行の銀聯、Mastercard、VISA、JCB、Discoverのカードが対象として挙げられ、1回の引き出し上限は50,000円です。ただし、時間帯の詳しい表は確認できていないため、利用予定のATMの情報も調べてください。
出発前にATMを探しておく
銀行の公式サイトでATM検索や設置場所の情報を確認し、建物や店舗だけでなくATM自体の情報も調べましょう。施設の営業時間と、その場所のATMを自分のカードで利用できる時間は同じとは限りません。特に夜間や早朝に利用する予定なら、ATMの設置場所に入れるかどうかも確認してください。
地図検索は場所の候補を探す最初の手段として使えますが、検索結果だけでは営業状況やカード対応までは分かりません。次のリンクからセブン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMを検索し、詳細は運営会社の公式情報で確認してください。
到着後すぐに日本円が必要な場合は、到着地点の近くと宿泊先の周辺の両方で候補を探しておきましょう。不慣れな場所へ移動する場合は、インターネットが使えるうちに、最初の候補が使えなかったときの別のATMも控えてください。向かう前には、利用するネットワーク、設置場所に入れる時間、カードブランド別の利用時間、予備のカードや別のATMがあるかを確認します。
ATMネットワークを比較する
次の表は、海外発行カードの利用を検討するときに、各ATMで先に確認する項目をまとめたものです。金額や時間はATM運営会社が案内する条件であり、カード発行会社の限度額や制限が別に適用されることがあります。イオン銀行の利用時間など、詳細が確認できていない項目は、利用前に公式案内と個々のATMで確認してください。
| 確認項目 | セブン銀行 | ゆうちょ銀行 | イオン銀行 |
|---|---|---|---|
| 最初に確認する情報 | 海外発行カードの利用案内 | 海外発行カードのATM利用案内 | 海外発行カードの案内と個々のATM |
| 1回の引き出し限度額 | 100,000円。磁気ストライプによる取引は30,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
| 利用時間 | カードブランドによって異なる。VisaとMastercardは00:00〜24:00 | ATMの設置場所や種類、カードによって異なる | ほとんど24時間と案内されているが、詳しい時間表は未確認 |
| ATM手数料 | カードブランドによって異なる。具体額は未確認 | 一部の海外発行カードで1回220円(税込)。発行会社の手数料が別途かかる場合あり | 発行会社ごとに異なる。銀聯カードは別途1件75円(税込) |
| 海外発行カードの残高照会 | 運営会社の案内を確認 | 利用不可。海外発行カード向けサービスは引き出しのみ | JCBの残高照会には一部非対応との案内あり |
表の限度額はいずれも1回の取引あたりで、1日あたりの限度額を示すものではありません。カード発行会社が別途、1日の限度額やその他の制限を設定している場合があります。ゆうちょ銀行の1日あたり上限に関する別の変更情報があっても、海外発行カードに適用されるかは確認できていないため、ここでは上記の海外発行カード向け1回限度額と混同しないでください。
3. 日本のATMで使えるカードと利用時間
カードに付いているネットワークのロゴを、ATM運営会社の対応一覧と照らし合わせましょう。そのうえで、海外ATMでの現金引き出しがカード発行会社によって有効になっているか確認してください。カードに対応ロゴがあっても、カードの種類や発行会社の条件によって利用できないことがあります。
セブン銀行は、Visa(PLUSを含む)、Mastercard(Maestro、Cirrusを含む)、銀聯、American Express、JCB、Discover、Diners Clubを対応ブランドとして掲載しています。一方、同じブランドのロゴが付いていても、利用できないカードがあると注意を促しています。セブン銀行の対応ブランド・利用時間案内でカードの種類を確認してください。
ゆうちょ銀行は、VISA、PLUS、MasterCard、Maestro、Cirrus、JCB、中国銀聯(UnionPay)、DISCOVERのマークがあるカードを案内しています。利用可能時間内であっても、一部のカードは取り扱えない場合があります。ゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内で利用条件を確認しましょう。カードに複数のロゴがある場合は、海外ATMでの引き出しにどのネットワークが使われるかを発行会社に問い合わせると、確認先を絞りやすくなります。
セブン銀行のカードブランド別利用時間
セブン銀行のATMは365日稼働と案内されていますが、利用時間はカードブランドによって異なります。次の時間は、セブン銀行が海外発行カードのブランド別に案内する時間です。公式の対応ブランド・利用時間一覧を確認し、設置場所の状況やカード発行会社の条件もあわせて調べてください。
| カードブランド | 公表されている利用時間 |
|---|---|
| Visa、Mastercard | 00:00〜24:00 |
| 銀聯 | 00:10〜23:50 |
| American Express | 00:05〜23:50 |
| JCB、Discover | 00:10〜23:50 |
| Diners Club | 00:05〜23:55 |
利用時間が24時間のブランドでも、すべてのATMやすべてのカードが常に利用できることを意味するわけではありません。ATMの設置場所に入れる時間や、カード発行会社が設けている制限は別に確認してください。深夜や早朝に引き出す予定がある場合は、出発前に具体的なATMの情報を調べましょう。
ゆうちょ銀行の設置場所別利用時間
ゆうちょ銀行は、ATMの種類によって海外発行カードの利用時間を案内しています。店舗や郵便局のATMと、コンビニなどに設置された小型ATMでは時間が異なります。ゆうちょ銀行の公式案内で、利用するATMの種類と場所を確認してください。
| ATMの種類 | 公表されている海外発行カードの利用時間 |
|---|---|
| 銀行店舗・郵便局のATM | 祝日を除く月曜日〜土曜日は7:00〜23:00。日曜日、祝日、1月1日〜3日、12月31日は7:00〜21:00 |
| コンビニなどに設置された小型ATM | 毎日0:05〜23:55。毎月第3営業日は7:00から利用開始 |
ATMごとに利用時間が異なる場合があり、表の時間内でもカードによっては取り扱えないことがあります。遅い時間に引き出す予定なら、出かける前に設置場所とATMの情報を確認してください。ゆうちょ銀行は、カードによって引き出し時にカード発行国の通貨で金額を確定できる場合があるとも案内しています。
日本国内の口座を利用する場合
海外発行カードによる引き出しと、日本国内の銀行口座やゆうちょ口座からの引き出しでは、利用条件が異なります。このガイドに記載した海外発行カード向けの限度額や手数料を、国内口座のカードにそのまま当てはめないでください。すでに日本の口座がある場合は、その金融機関に対応ATM、利用時間、手数料、カードの条件を確認しましょう。
日本の口座開設を検討している場合は、旅行者でも開設できると決めつけず、金融機関に申込資格や必要書類を問い合わせてください。口座を開設できるかどうかと、海外発行カードをATMで利用できるかどうかは別の確認事項です。実際の利用前に、口座やカードに適用される条件を金融機関の案内で確認してください。
4. 日本のATMの引き出し手数料とカード選び
引き出しの総費用には、ATM運営会社の手数料、カード発行会社の手数料、通貨換算の条件が関わる場合があります。それぞれ別の費用として確認しましょう。ATM画面に別途手数料が表示されていなくても、カード発行会社の手数料や為替条件が適用されることがあります。
ゆうちょ銀行は、一部の海外発行カードについて、引き出し1回につき220円(税込)のATM手数料がかかるとしています。カード発行会社が別途手数料を請求する場合もあります。ゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内で確認できるのは、対象となるカードが一部であることを含むこの条件です。
セブン銀行は、手数料がカードブランドによって異なるとしていますが、確認した案内ページには具体的な金額がありません。セブン銀行のブランド別案内と英語版ATMガイドを確認し、手数料や利用時間はカード発行元にも問い合わせてください。セブン銀行の手数料額について、確認できていない金額を確定情報として見積もらないようにしましょう。
イオン銀行の案内情報では、引き出し手数料はカード発行会社によって異なり、銀聯カードには別途1件75円(税込)のATM手数料がかかります。イオン銀行の利用時間・手数料案内で条件を確認してください。カード発行会社が請求する海外利用手数料や為替レートの上乗せは、日本のATM手数料とは別にかかる場合があります。
現金の引き出しに使うカードを選ぶ
すべての旅行者にとって最適なカードはありません。カードの種類だけで選ぶのではなく、実際に海外ATMで利用できるか、手数料や限度額がどうなっているかを比べてください。候補のカードについて、以下の項目を確認すると判断しやすくなります。
| カードの種類 | 利用を当てにする前に確認すること | ほかの選択肢と比較すること |
|---|---|---|
| デビットカード | 海外ATMの利用可否、対応ネットワーク、利用可能残高、引き出し限度額 | 発行会社の引き出し手数料と通貨換算条件 |
| クレジットカード | 海外での現金引き出しが認められているか、対応ネットワーク、限度額 | 現金引き出しに適用される手数料や条件。買い物の条件と異なる場合あり |
| プリペイドカード・トラベルカード | 日本のATMで引き出せるか、利用可能残高、限度額 | カードの契約で定められた引き出し手数料と通貨換算条件 |
| 日本国内の口座のキャッシュカード | 口座の金融機関が対応するATMネットワークとカードの利用条件 | その口座に適用される手数料と利用時間。海外発行カードと同じ条件とは限らない |
カードごとに「発行会社は日本のATMでの現金引き出しを認めているか」「ロゴがATMの対応一覧に載っているか」「必要な金額に対して利用可能残高や引き出し枠が足りているか」を確認しましょう。さらに、手数料と通貨換算の条件、利用できなかった場合の別の支払い方法や引き出し方法も確認します。対応ロゴがあるだけでは総費用も利用可否も確定しないため、ATM運営会社とカード発行会社の両方で条件を確認してください。
通貨の選択肢を理解する
ゆうちょ銀行のATMでは、一部のカードについて、カード発行国の通貨で引き出し金額を確認できる場合があります。ゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内では、カードによって米ドルやユーロなどで金額を確定できる場合があるとされています。通貨選択の画面が出た場合は、確定する前に表示金額と条件を読みましょう。
円建てで処理した場合に発行会社がどのように換算するかを確認し、ATMに表示された条件と比較してください。確認したゆうちょ銀行の情報だけでは、どちらの通貨を選ぶほうが必ず安いとは判断できません。内容が理解できない場合は、取引を確定する前に取り消し、発行会社に換算条件を確認しましょう。
手数料を確認するためのチェックリスト
旅行前には、ATMでの現金引き出し、海外取引、通貨換算条件、カードの限度額をカード発行会社に確認します。ATMに着いたら、取引を確定する前に手数料や通貨選択の画面を読み、予定していた条件と違う場合は取り消してください。取引ごとに手数料がかかる場合は、引き出し回数を減らすことで、その回数分の手数料を減らせることがあります。
金額が適用限度額を超えている場合、複数回に分けて引き出せることもあります。ただし、取引ごとにATM手数料がかかる可能性があり、カード発行会社の限度額や利用可能残高も影響します。利用後は明細票を保管し、カード発行会社の利用明細と照らし合わせてください。
5. 日本のATMで現金を引き出す手順
操作画面の案内に従い、表示された金額や費用が想定と違う場合は、確定する前に操作を止めましょう。ATMやカードによって画面の順序は異なり、すべての機械で同じ場所に手数料や通貨の選択肢が表示されるとは限りません。次の手順は、取引前に確認する内容をまとめたものです。
- カードの条件を発行会社に確認する。 海外ATMでの引き出しが有効か、適用される手数料や限度額は何かを確認します。
- ATMネットワークを確認する。 カードのロゴを、セブン銀行の対応ブランド一覧またはゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内と照らし合わせます。
- 利用するATMを探す。 銀行の設置場所情報や地図検索を使い、ATMの利用時間と設置場所に入れる時間を確認します。
- カードを挿入口に入れる。 ATMの案内に従います。セブン銀行ではカードを入れた後に言語を選びます。
- 画面の言語を選ぶ。 セブン銀行の画面と利用明細票は、英語、中国語、韓国語、タイ語、マレー語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語に対応しています。セブン銀行のサービス案内で確認できます。
- 暗証番号を入力する。 暗証番号はカード取引の承認に使う個人識別番号です。入力時は反対の手でキーパッドを覆い、周囲から見えないようにしましょう。
- 「引き出し」を選び、金額を入力する。 ATMの1回あたりの限度額と、発行会社が設定する限度額の範囲内で日本円の金額を指定します。
- 確認画面を読む。 金額、表示されている手数料、通貨の選択肢を確認します。条件を受け入れたくない場合は確定せず、取り消してください。
- カード、現金、利用明細票を受け取る。 ATMから離れる前にカード挿入口と現金の受取口を確認し、明細票は後で利用明細と照合できるよう保管します。
ATM画面で使われる日本語
英語表示が使えない場合や、ボタンの意味を確認したい場合は、次の用語が参考になります。ただし、ATMによって画面の表記や操作順序が異なるため、特定のATMで必ず同じ言葉が使われるとは限りません。表示の意味が分からない場合は推測せず、取引を確定する前に確認しましょう。
| 日本語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| お引き出し | おひきだし | 現金を引き出す |
| 暗証番号 | あんしょうばんごう | 本人確認用の番号 |
| 確認 | かくにん | 内容を確認して進む |
| 取消 | とりけし | 操作を取り消す |
| 残高照会 | ざんだかしょうかい | 残高を確認する |
特に「確認」と「取消」を取り違えないように注意してください。画面の内容が分からない場合は操作をいったん取り消し、ATM運営会社やカード発行会社の案内を確認しましょう。なお、ゆうちょ銀行の海外発行カード向けサービスでは、現金の引き出しはできますが、残高照会はできません。
安全に取引するために
暗証番号を入力するときはキーパッドを手で覆い、カードから目を離さないようにしましょう。周囲から見えやすい場所で現金を数えず、カードと現金をしまってからATMを離れてください。暗証番号は他人に伝えないでください。
カードがATMから戻らない場合や、取引に問題があるように見える場合は、ATM運営会社とカード発行会社の公式窓口に連絡します。安全にできる範囲で利用明細票を保管し、表示されたメッセージや取引時刻を記録しておくと問い合わせ時に伝えやすくなります。暗証番号を問い合わせ先に伝える必要はありません。
6. 日本のATMで引き出せないときの対処法
取引が拒否されても、別の場所でもそのカードが使えないとは限りません。まず画面に表示されたメッセージを読み、暗証番号を推測で何度も入力するのは避けてください。ネットワーク、利用時間、限度額、発行会社の制限を順番に確認すると、次に試す方法を選びやすくなります。
カードが使えないときは?
最初に、カードのネットワークのロゴがATM運営会社の対応一覧に載っているかを確認します。対応ロゴがあっても、個々のカードが利用できる保証にはなりません。セブン銀行の対応ブランド一覧やゆうちょ銀行の海外発行カード向け案内で、カードのブランドと条件を照らし合わせましょう。
次に、カード発行会社に海外ATMでの現金引き出しが有効か、取引が拒否されていないか問い合わせます。海外利用が無効になっている場合や、発行会社側の利用制限がある場合は、ATMを変えるだけでは解決しないことがあります。発行会社の公式サポートには、利用したATMネットワーク、試した時刻、画面に表示されたエラーメッセージを伝えてください。
利用時間も確認します。セブン銀行はブランドごとに利用時間が異なり、ゆうちょ銀行は設置場所やATMの種類によって時間が変わります。時間内のはずでも取引できず、カードの対応状況も確認できている場合は、別の対応ATMや予備のカードを検討してください。
イオン銀行を試す場合は、先に海外発行カードの案内で対象ブランドを確認し、店舗・ATM検索で海外発行カードに対応するATMかどうかも調べましょう。同じロゴのカードでも使えない場合や、海外発行カードに対応していないATMがあります。暗証番号が分からないときは、推測を繰り返さず発行会社に適切な対応を問い合わせてください。
指定した金額を引き出せない場合
希望額をATMの1回あたりの限度額と、カード発行会社の限度額に照らし合わせましょう。セブン銀行の上限は1回につき100,000円で、磁気ストライプによる取引では30,000円です。セブン銀行の利用案内では、磁気ストライプ取引の上限も確認できます。ゆうちょ銀行の1回あたりの上限は50,000円です。ゆうちょ銀行の案内もあわせて確認してください。
希望額が適用される限度額を超えている場合は、限度額内の金額で取引できるかを検討します。ただし、金額を減らしても、発行会社の別の制限や利用可能残高の不足で引き出せないことがあります。問題が続く場合は、カード発行会社に状況を問い合わせましょう。
複数回に分ければ引き出せる場合でも、取引ごとの手数料が複数回かかる可能性があります。分けて取引する前に、ATM手数料と発行会社の手数料、カードの残りの引き出し可能枠を確認してください。ATMの1回限度額と、カードの1日あたりの限度額は別の条件として扱いましょう。
残高を確認できない場合
ゆうちょ銀行の海外発行カード向けATMサービスでは、海外発行カードの残高照会はできません。ゆうちょ銀行の利用案内では、サービスは引き出しのみとされています。残高はカード発行会社が提供するアプリや問い合わせ方法など、発行会社の公式手段で確認してください。
ATMへ行く前に利用可能残高を確認しておくと、引き出し額を決める助けになります。ただし、口座残高だけではATMでの引き出し可能枠や最終的な取引費用が分からないことがあります。残高、カードの限度額、手数料を別々に確認しましょう。
カードごとの相談が必要な場合
カードの利用可否や取引拒否の理由を確認するには、カード発行会社の公式サポート窓口に連絡してください。問い合わせ時には利用したATMネットワーク、取引を試した時刻、画面のエラーメッセージを伝えると状況を説明しやすくなります。暗証番号は伝えないでください。
セブン銀行は、銀聯の中国語問い合わせ先として00531-086-0044を掲載しています。セブン銀行の対応ブランド・利用時間案内で、連絡先が現在も該当するか、電話をかける前に確認してください。問い合わせ先や対応条件が変わることもあるため、古い控えだけに頼らず公式ページを参照しましょう。
よくある質問
海外発行のデビットカードやクレジットカードで、日本円を引き出せますか?
海外発行カードは、ATM運営会社とカード発行会社の条件を満たせば、セブン銀行やゆうちょ銀行などのATMで日本円を引き出せる場合があります。利用前に、カードのネットワークロゴがATM運営会社の対応一覧にあるかを確認してください。さらに、海外ATMでの現金引き出しが発行会社によって有効になっているか、利用可能残高や限度額が足りているかも確認しましょう。
日本のATMでは、いくらまで引き出せますか?
セブン銀行の公表限度額は1回につき100,000円で、磁気ストライプによる取引では30,000円です。ゆうちょ銀行の海外発行カード向け限度額は1回につき50,000円で、イオン銀行の1回あたりの限度額も50,000円です。セブン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行の案内で確認できます。カード発行会社がこれより低い限度額や1日あたりの限度額を設けている場合があります。
日本のATMで引き出すと、どのくらい手数料がかかりますか?
手数料はATMとカードによって異なり、カード発行会社の海外利用手数料や通貨換算の条件も関係します。ゆうちょ銀行では一部の海外発行カードに1回220円(税込)のATM手数料がかかり、発行会社の手数料が別途かかる場合があります。ゆうちょ銀行の案内を確認してください。セブン銀行の手数料はカードブランドによって異なりますが、具体的な金額は確認できていないため、ATM運営会社とカード発行会社の案内を確認しましょう。
日本では、いつでもATMから現金を引き出せますか?
必ずしもそうではありません。セブン銀行はVisaとMastercardの利用時間を00:00〜24:00と案内していますが、ほかのブランドは異なる時間帯です。セブン銀行の利用時間一覧を確認してください。ゆうちょ銀行ではATMの設置場所や種類で利用時間が異なり、利用時間内でもカードによって取り扱えないことがあります。ゆうちょ銀行の案内と、利用するATMの情報をあわせて確認しましょう。











